番長とおてんば
と言うエントリーを読んで、あーわかるわかるうまいなあ、と思いながら、昔読んだマンガの事を思い出していた。
60年代初めに生まれた私のマンガ体験は、当時里子に出ていた伯母の長男で、当時高校生だったお兄(とずっと呼んでいた)が読んでいたものあたりが最初で、創刊されたばかりだったっぽいマガジンやサンデーと月刊誌だったらしいぼくらと冒険王のような気がする。
のような気がするのは当時私は4~5歳あたりでかなり記憶が曖昧だ。
なので、当時(4歳ぐらいから小学校低学年ぐらいまで)の記憶は色々入り混じっていて、時系列紹介するのは不可能だ。
同じ理由で、漫画本とまだ白黒だったTVのアニメの記憶もたぶんごちゃごちゃになっていて、調べればそこらはある程度クリアになると思うけど、今回は敢えて記憶のままに書いていきたい気分なので、思ったように書いていく。
件のエントリーでは、男一匹ガキ大将が入賞?してて、うんうん、連載当時私もすごく面白いと思っていて、最初に買ったコミックの単行本はジャパッシュだったけど、その次ぐらいに買ったのはこれだったよなあ、とあの頃の事を思い出していた。
たぶん買ったのは小学校高学年ぐらいで経済的理由ももちろんあるけど、最初から面白いと思っていた訳ではなくて、だんだん面白くなってきたので買ったのは17巻ぐらいからだったように思う。
と言うのは、番長マンガは当時の私にとっては新しくなかったので、序盤は面白いけどたいして夢中になれるほどでもなかったのと、ジャパッシュを買うまでは、コミックには単行本と言うものが存在するのを知らなかったのもある。
話が前後するなあと思いながら、この際なので思いついたままに書いていく。
コミックの単行本と書いたけど、少し違うかもしれない。
私が小学校の低学年の頃は、貸本屋というものがあって、週刊詩や月刊誌とは別に、読み切りで単行本サイズの本をお金を払って貸してくれる本屋があった。
私は小学生になって初めて渡辺の圭子ちゃん(仮名)に教えてもらって貸本屋の存在を知って、その時に怖いと評判の楳図かずおの「へび少女」と「へび先生」を読んだ。
貸本屋は専用の読み切りマンガを置いているところで、雑誌に連載されているマンガは連載を追えないとそれっきりだと思っていた。
ところが、単行本という存在があって、連載されていたマンガをそれだけ単独でまとめて読めると知ったのが、小学校高学年になってからだったんだけど、その仕組みと読みたかった大好きな漫画を所有できることにかなり興奮した。
なにせ、連載を追うのがとても困難だった--と言うのは小学生だった私にとって週刊のマンガを毎週買うのは不可能だったので、もっと大きいこうちゃん(仮名)や坂本君(仮名)が買った本のお下がりを近所のガキ(当然私もその一人)と一緒になって石屋のおっちゃんとこの石の上でおっちゃんが怒鳴り始めるまで読むのが当時のマンガの読み方だった--ので、単行本を知った時はほんとにうれしかったのだ。
で、栄えある?2番目の単行本の男一匹ガキ大将だけど、どうして最初は面白くなかったと思ったり全巻揃えようとは全く思わなかったのかと言うと、番長マンガは私にとっては全然新しくなかったからだ。
と言うか、件のエントリーで不良マンガと紹介されてるけど、昔の少年マンガではケンカが強いというのはかなり重要なポイントで、実情は全然知らないにも関わらず、権力を嫌ってケンカに明け暮れて少年院に送られる主人公てのは、なろうでいうところのチート能力でハーレムぐらいお決まりのパターンだった。
男一匹ガキ大将は、序盤は私がもっと小さい頃に読んだ、夕焼け番長やハリスの疾風(これは提供するメーカー名依存のアニメのタイトルで、その後だいぶ後になって「国松様のお通りだ」がアニメになったけど、元になるマンガは読んでないかもしれない)やもっと有名なところでは明日のジョーのノリの再来と感じた。
少なくとも新しくはなかった。
でまあ、その後天下を取りに行く流れが新鮮だったように思う。
ただ、本宮ひろしと言えば(私の中では)もりたじゅんが彼に夢中だった事の方が印象的だ。
単行本に載ってる彼の写真はけっこう男前だったけど、もりたじゅんのマンガが好きだった私にはあまり接点が見出せなかったにも関わらず、猛アプローチの末結婚に至ったのだから、たいしたもんだ。
俺の空はもりたじゅんがいなかったら絶対にヒットしなかったと思う。
男一匹ガキ大将には糠みそ臭い(たぶん)男から見ても女から見ても魅力のない女性ばかりだった。
夜勤明けの勢いでここまで書いたけどものすごく眠くなったのでここまでにする。
続きを書くかどうかはわからない。