ここのところずっと統一教会関連の記事を追っている。
元首相の人が襲撃されてからずっとで、そのことが影響しているのかどうか分からないけど、以来ずっと眠りが浅くなって、だいたい布団に入ってから3時間ぐらいたつと目が覚めて、時間帯によってそのまま寝たりいっそ起きていたりする。
それはさておき。
統一教会の勧誘手法が気になっている。
元々私は、オウムのようなカルトの信者は、洗脳されて信じ込んでしまった人と、明らかな利益と引き換えに入信し、共犯者になってしまって抜けられなくなった人の2種類がいるんじゃないかと思っている。
で、後者の人にとって、洗脳は都合の良い言い訳になっているんじゃないかとも思っている。
で、統一教会の勧誘なんだけど、身分を偽って接近して丸め込むのは各種マルチと共通としても、宗教ならではなのが、相手の不幸に付け込む事だと思っている。
マルチは、儲かりますお得です、を売りにするけど、宗教は今起きている不幸の原因をスピリチュアルなものに(霊とか因縁とか)見出すあたりが、いわゆるマルチよりもよりたちが悪いと思っている。
たちが悪いんだけど、身に覚えのない不幸、子供の障害や事故や犯罪に巻き込まれての不測の親族の死等、故なき不幸に出会った時に運が悪かったんだと簡単に納得するのが難しいのが人の常だとも思う。
で、もしも私が統一教会(とは限らないけど)の中の人だったなら、信者を被害者の会に送り込むと思う。
送り込むは少し違うかな。
被害者の会の人を勧誘して信者にすれば、後は芋づる式にいけるんじゃないかと。
不当と思える不幸に出会ったら、今まで同じ境遇だと思っていた人が、急に遠くなるんじゃないかと思う。
そんな時、自分とよく似た不幸を経験した人は、とても近しい存在になるんじゃないだろうか?
故郷を離れた学生が勧誘されるのはよく聞く話だけど、いわゆる被害者の会的なものにも、危険な宗教団体は一定数入り込んでいるんじゃないかと思う。